アカデミー賞というのは肉の品評会みたいなものだ
俳優たちを競争させるのは堕落である
授賞式は2時間のけばけばしいショウにすぎない。
経済的理由のために、サスペンスを盛り込んでつくりあげた大衆向けの展示だ
1945~1948年 入隊
1961年『Hustler(ハスラー)』アカデミー助演男優賞にノミネートされるもノミネートを辞退。
1970年『Patton(パットン大戦車軍団)』で主演、アカデミー主演男優賞を受賞したが辞退。
1971年『ホスピタル』でまたもアカデミー助演男優賞ノミネートされるも、当然ノミネート辞退。
1972年『Rage(激怒)』
1974年『Savage Is Loose(ロンリー・アイランド)』の2作では監督、主演。
顔付き、目力、骨格すべて意思の塊が表出している。
ハリウッドにいる、映画で演じるということの意味が
今とはまるで違う厳しさ、確かさに裏打ちされていなければ続けられなかった時期。
それはたった数十年前。
評価される仕事をする。くだらない賞は拒否する。
なんというすがすがしい、ストレートな生き方だろう。
主演男優賞受賞拒否がありながらも、
1986年 『Last Days of Patton(パットン将軍 最後の日々)』でパットン将軍を演じた。
5度結婚というのも凄い。
George C. Scott,(ジョージ・C・スコット)
1927/10/18-1999/9/22(享年71歳)
俳優、監督
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『けだし名言』
ただの名言、格言、金言じゃなく、本質に迫る言葉が『至言』。
ただの有名人、著名人じゃなく、怪物級、規格外の人物が『傑物』。
その『傑物』の『至言』が放たれた奥底に迫りたい。